更新日: 2025/08/06
この実験では、AMD社のFPGA向け回路設計ソフト「AMD Vivado™ Design Suite」を使用する。
実験前までに下記手順を全て終わらせてくること。
AMD XILINXのサイト にアクセスする。
2023.2を選択し開く。
AMD 統合インストーラー (FPGA およびアダプティブ SoC 用) 2023.2: Windows Self Extracting Web Installer (EXE - 203.13 MB) をクリックする。
「アカウントの作成」をクリックする。
以下に示す画像の赤枠内を入力してAMDアカウントを作成する。
登録したメールアドレスに送られてきたアクセストークンを入力し、パスワードを設定して「アカウントを有効にする」をクリックする。
作成したAMDアカウントでサインインする。
以下に示す画像の赤枠内を入力してダウンロードを開始する。 入力内容は以下の通り。
この画面で言語設定を変更した際や入力情報が不足していた際に画面が更新されると、Filenameが消えてしまい進めなくなってしまう。 その場合には、手順3からやり直すこと。
ダウンロードしたインストーラーを開き、「Continue」をクリックする。
「Next」をクリックする。
Select Install Typeの画面でAMDアカウントのメールアドレスとパスワードを入力し、「Download and Install Now」を選択して「Next」をクリックする。
Vivadoを選択し、「Next」をクリックする。
Select Edition to Installの画面で「Vivado ML Standard」を選択し、「Next」をクリックする。
Vivado ML Standardは無償版であるので、必ずこちらを選択する。 Editionの指定ミスによる問い合わせが非常に多いので、気を付けて選択すること。
下の画面で赤枠に囲まれた+の部分をクリックし展開する。
展開したのちに以下に示す画像の通りにチェックを入れ、「Next」をクリックする。
必要なチェックがないと実験で正しく動かない。 また、不要なチェックを入れるとダウンロードに必要な容量が無駄に増えてしまう。
インストール場所の設定画面が開くので、そのまま「Next」を押す。(「All users」を選択してもよい)
ディレクトリが存在しない場合には警告が出るが、Yesを押し続行する。
Accept License Agreementsの画面ですべて「I Agree」にチェックを入れ、「Next」をクリックする。 画面下にもチェックボックスがあるのでスクロールして下までみること。
「Install」をクリックしてインストールを開始する。
インストールが完了したらVivadoを起動し、以下の画面が出ればインストール成功である。
Vivadoを正常にインストールできない場合は、実験日より前に必ず1号館 5F 東京電機大学 情報通信工学科実験室 にメールもしくは直接訪問し問い合わせること。
実験書記載の実験1「簡単プログラムFPGA1組込み開発の流れをつかもう」①~⑯を行う。
左上の「File」→「Project」→「New」を開き、Create a New Vivado Projectの画面で「Next」をクリックする。
Project Nameの画面でプロジェクト名とプロジェクトの保存場所を設定し、「Next」をクリックする。
保存場所は特に理由がない場合、変更しなくてよい。
Project Typeの画面で「RTL Project」を選択し、「Next」をクリックする。
Add Sourcesの画面で「Create File」をクリックする。
ファイル名を以下の通りに設定して「OK」をクリックする。
Add Sourcesの画面で作成したファイルが追加されていることを確認し、「Next」をクリックする。
Add Constraints (optional)の画面で「Create File」をクリックする
ファイル名を設定して「OK」をクリックする。
File name:test
Add Constraints (optional)の画面で作成したファイルが追加されていることを確認し、「Next」をクリックする。
Default Partの画面で「Parts」を開き、「Search」で「xc7a35ticsg324」と検索する。
「xc7a35ticsg324-1L」を選択し、「Next」をクリックする。
New Project Summaryの画面で「Finish」をクリックする。
「OK」をクリックする。
「Yes」をクリックする。
「Sources」の赤枠で囲まれた部分をクリックし、「Design Sources」を展開する。
「test.v」をクリックする。
実験書 p.151のリスト1を入力し、保存(Ctrl + S)する。
リスト1はWebclass上にも掲載してある。
「Sources」の赤枠で囲まれた部分をクリックし、「Constraints」を展開する。
「Constraints」の赤枠で囲まれた部分をクリックし、「constrs_1」を展開する。
「test.xdc」をクリックする。
実験書 p.151のリスト2を入力し、保存(Ctrl + S)する。
リスト2はWebclass上にも掲載してある。
「Flow」をクリックする。
「Generate Bitstream」をクリックする。
「Yes」をクリックする。
「OK」をクリックする。
「Running synth_design」→「Initializing Design」→「Running opt_design」→「Running route_design」→「Running write_bitstream」→「Write_bitstream complete」の順番で右上に表示される。
または、左側のFlow NavigatorよりPROJECT MANAGERクリック、下側Design Runsタブ クリックで進行状況を確認できる。
「Open Hardware Manager」を選択し、「OK」をクリックする。
続きは実験室で行う。